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kei121318

こるく31「基礎研究 × 内科医」

審査員特別賞(赤木審査員選出)
Cork31, M.D., Ph.D.

概要
若手研究者のためのお役立ち情報ブログ

受賞者のコメント
この度はUJA科学広報賞を授与していただき誠にありがとうございます。私はUJAのイベントを通して留学を決意したこともあり、この受賞は私にとって非常に意義深いものです。運営メンバーや関係者の皆様、そして私をこれまで指導して下さった全ての方々に深くお礼申し上げます。

審査員のコメント
留学直後や留学中は、おおくの人が苦労をします。日本では起こりようのないトラブルが勃発することもあります。こちらのブログでは、研究者としてどのようにサバイブしたらよいかご本人の経験談をもとに、とても分かりやすく書かれています。日本の大学生や若手研究者にもとても役に立つ情報満載です。多くの人に読んでもらいたいと思いました。
赤木紀之審査員

単なる科学的な情報発信ではなく、科学論文の構成や書き方、研究資金を獲得するための秘訣や申請書の書き方、また、海外留学するための有益情報など、若手研究者が独立するためのノウハウ・海外で経験を積むためのアドバイスなど幅広い話題提供を行っており、研究者にとっても有益な情報ツールとして活用できます。今後の発信にも期待しています。
津田憂子審査員

エピソード
1)現在の専門分野に進んだ理由を教えてください
呼吸器内科では新型コロナウイルス感染症から肺がんに至るまで、幅広い病気を扱っています。中には治療がなかなか難しく、予後が厳しい病気もあり、呼吸器内科は多くのお看取りを経験することでも知られています。そのため、診療では慢心することなく、常に学び続ける姿勢が求められます。この理念を実践している先輩方への憧れから私は呼吸器内科を専門にしました。 また、現在は日本人の2人に1人が「がん」を患う時代と言われています。これまで診療してきた中には若くして亡くなられた方々もおり、私は医療の限界を度々痛感してきました。そんな中、ここ数年の治療の発展は目まぐるしく、基礎研究の成果が患者さんに還元されていく様子を目の当たりすることが出来ました。この経験から、私自身もその分野に貢献したいと願うようになり、呼吸器内科の中でも「肺がん」を専門にしました。

2)広報活動を行う理由を教えてください。
長年かけて1つの研究プロジェクトに携わると否が応でも様々な困難に直面します。そんなとき、一人で全部解決しようとすると凄く大変で時には心が折れそうになります。しかし、経験豊かな人々の知恵を求めることで、これらの困難を乗り越えることができます。私自身も例外ではなく、これまで数多くの人々のサポートを受けてきました。その経験を踏まえ、私が学んだことや経験を、同じキャリアを目指す人たちに効率よく伝えるためにブログ活動を始めました。 また、ブログを書くことは、ただ情報を共有するだけではなく、私にとっても大きなメリットがあります。たとえば、自分の考えをいつでも文章にすることができるため、文章を書くスキルが上がります。さらには、新しいことを学ぶ時にも、どうやって人に説明するかを考えながら学ぶので、理解が深まるように思います。これらはブログを書くことで得られた予想外のメリットであり、今でも広報活動を続けている理由の1つです。
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